洪水、最大9倍起きやすく 温暖化で、欧米研究者 - 産経ニュース

メインコンテンツ

洪水、最大9倍起きやすく 温暖化で、欧米研究者

ドイツ西部ラインラント・プファルツ州の洪水被災地で、がれき撤去中に休憩する人々=7月19日(AP)
ドイツ西部ラインラント・プファルツ州の洪水被災地で、がれき撤去中に休憩する人々=7月19日(AP)

欧米などの国際研究者グループは24日までに、ドイツとベルギーで7月中旬に発生し200人以上が死亡した洪水に関する報告書を発表、温暖化の影響で同様の洪水がこの地域で起きる可能性は19世紀後半と比べ最大9倍に上ると明らかにした。

研究者グループは「ワールド・ウェザー・アトリビューション」。参加したオランダの研究者は英BBC放送に「西欧で、温室効果ガスの排出によってこうした現象(大洪水など)が起きやすくなっていることを示すことができた」と述べた。

報告書は、今回洪水が発生した周辺地域の気温が現在より1・2度低かった19世紀後半に比べ、夏の1日の最大降雨量が約3~19%増加したと指摘。今回の洪水は西欧では「400年に1度」だとしたが、同様の洪水が発生する可能性は1・2~9倍になったと結論付けた。(共同)