プーチン氏、アフガン派兵を否定 「歴史から学んだ」

ロシアのプーチン大統領=7月10日、モスクワ郊外の公邸(タス=共同)
ロシアのプーチン大統領=7月10日、モスクワ郊外の公邸(タス=共同)

【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は24日、イスラム原理主義勢力タリバンが掌握したアフガニスタンについて、ロシアはアフガンに隣接する中央アジア諸国などが加盟する露主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」とともに情勢を監視するものの、「アフガンの内政には干渉せず、ましてや軍を派遣することはない」と述べた。

9月に行われる露下院選に向けた政権与党「統一ロシア」の会合での発言をイタル・タス通信が伝えた。プーチン氏は「アフガンでは旧ソ連時代の経験がある。われわれは必要な教訓を学んだ」と話した。

旧ソ連は1979年、イスラム系抵抗勢力との内戦状態に陥った親ソ派政権を支援するためアフガンに侵攻。米国などが抵抗勢力を支援し、紛争は泥沼化。ソ連は1万4000人以上の死者を出し、89年に撤収した。