24日午前の東京株式市場の日経平均株価は大幅続伸し、前日終値に比べた上げ幅が一時300円を超えた。前日の米ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が続伸した流れを引き継ぎ、買い注文が優勢となった。午前終値は前日終値比269円19銭高の2万7763円43銭。
米国市場では、23日に米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンが正式承認されたことを受け、経済回復が順調に進むとの期待感が高まった。ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、最高値を更新した。
一方、日本では新型コロナの感染者や重症者が増加傾向にあり、引き続き相場の重荷になった。