小中学校が臨時休校、分散登校 群馬

群馬県内に緊急事態宣言が発令されたことを受け、始業式を控える一部の小中学校が臨時休校や下校時間を繰り上げたり、分散登校を実施するなどの動きが出ている。ただ、保護者負担にもつながることから慎重な姿勢を示す自治体もあるなど、難しい判断を迫られている。

25日に始業式を迎える沼田市、桐生市は、27日まで授業時間の短縮に乗り出す。給食を提供後に下校させるなど、「子供同士の接触時間を短くして、新型コロナウイルスの感染を防ぐのが狙い」(桐生市学校教育課)。

30日に新学期が始まる予定だった大泉町は、30、31日を臨時休校することにした。9月1日からは、小学校が生徒の半数が1日おきに登校、中学校は午前、午後に分けて、生徒が通学する。8月30日からの千代田町は、9月10日まで給食を提供後に下校。午後は自宅で、1人1台の学習端末を使って、接続練習やオンライン授業を行うという。

このほか、太田市は1日から小学校については通常登校する一方で、中学校は、半数ずつ1日交代で登校する。「中学生は自立した家庭生活が可能」と判断して分散登校を決めた。

一方で、前橋市、高崎市、伊勢崎市、渋川市は、現時点で変更はしていない。ある担当者は、「家庭によっては、子供の面倒がみられないといった声も考慮した」という。ただ、渋川市は12日までを健康観察強化期間と位置づけ、「登校直後の検温の実施、1時間目を健康観察の時間に充てる」という。前橋市も健康状態を報告してもらうとしている。