大阪高裁・尾島長官が着任会見 「よりよい裁判実現に努める」

着任会見で抱負を述べる大阪高裁の尾島明長官=大阪市北区
着任会見で抱負を述べる大阪高裁の尾島明長官=大阪市北区

大阪高裁長官に7月に就任した尾島明氏(62)が23日、記者会見し、「新型コロナウイルス禍という大変な時期での着任だが、よりよい裁判の実現に努めたい」と抱負を述べた。

感染が拡大した昨春以降、全国の裁判所では法廷での感染防止対策の強化や情報技術(IT)を活用した争点整理などを積極的に実施し、業務を継続している。尾島長官は、コロナ禍を通じて「中立な立場で迅速に紛争を解決する裁判は、社会の基盤であることを改めて気付かされた」と述べ、環境整備に全力を尽くすとした。

尾島長官は神奈川県出身。昭和60年に任官し、東京地裁判事補を振り出しに、静岡地裁所長や最高裁首席調査官などを務めた。