アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンは22日、支配への抵抗を続けている北東部パンジシール州を制圧するため「数百人」の戦闘員を派遣したと明らかにした。州側が支配権の平和的な受け渡しを拒否したためだとしている。アラビア語版のツイッターに投稿した。
同州では、旧タリバン政権に抵抗して2001年に暗殺された国民的英雄、マスード司令官の息子アフマド・マスード氏らが抵抗勢力を結集。マスード氏は22日、ロイター通信の電話インタビューで、タリバンが進攻した場合は戦うと言明しており、緊張が高まっている。(共同)