全日空、国内線10便をLCCに移管

羽田空港に駐機する全日空機=2020年10月
羽田空港に駐機する全日空機=2020年10月

全日本空輸(ANA)が10月末から観光客の利用が多い国内線10便について、グループ傘下の格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府)に運航を移管する方針であることが23日、分かった。新型コロナウイルス禍からの需要回復が、ビジネス客よりも観光客の方が早いと見込んでの措置。ANAホールディングスによると、国内の運航便をLCCに移す路線再編は同社で初めて。

同社によると、LCCに切り替える路線は、中部国際空港発沖縄・北海道方面行きと、福岡空港発沖縄方面行きのうちの10便。

在宅勤務の普及や感染状況の改善の遅れで特にビジネス需要の回復が遅れると判断。運賃が比較的安価なLCCとして運航することで観光需要を取り込みたい考えだ。また、移管により使わなくなった航空機は、需要が旺盛な貨物便に振り向ける方針としている。