航空自衛隊は21日、アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が22日午後2時ごろから約15分間にわたり、東京パラリンピック開会式当日の予行のため、東京都心を飛ぶと明らかにした。24日の本番とルートは同じ。スモークはカラーではなく、白を使う。22日の天候次第では、23日に予行を延期する可能性もある。密集を避けるため、見物は広い場所で距離を取るよう呼び掛けている。
空自によると、ブルーインパルスの機体は拠点を置く宮城県の松島基地から埼玉県の入間基地まで移動しており、フライトの準備作業に当たっている。
飛行ルートは、都内西部から国立競技場付近へ東に進んだ後、北上。時計回りに周回して東京タワー近くなどを経由し、再び北に向かって都心を後にする。
五つの輪を描く飛行に挑んだ7月23日の五輪開会式と異なり、マークは描かない。パラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」に使われている赤、青、緑の線をカラースモークで引く。