豊島叡王がタイに戻す 藤井棋聖3冠は持ち越し

豊島将之叡王(左)に挑む第6期叡王戦5番勝負の第4局を前に、駒を並べる藤井聡太二冠=22日午前、名古屋市(日本将棋連盟提供)
豊島将之叡王(左)に挑む第6期叡王戦5番勝負の第4局を前に、駒を並べる藤井聡太二冠=22日午前、名古屋市(日本将棋連盟提供)

将棋のタイトル戦「第6期叡王戦五番勝負」の第4局が22日、名古屋市中区で差され、豊島将之叡王(31)=竜王=が挑戦者の藤井聡太棋聖(19)=王位=を破り、対戦成績を2勝2敗のタイとした。第5局は9月13日、東京都渋谷区の将棋会館で行われる。

藤井棋聖は現在、「棋聖」「王位」の2タイトルを保持。第5局に勝利して「叡王」を獲得すると、19歳1カ月という史上最年少でのタイトル3冠を達成する。これまでの記録は、羽生善治九段(50)が平成5年1月、竜王、王座、棋王を保持した22歳3カ月で、藤井棋聖は大幅に更新することになる。

将棋界で過去に3冠を同時に保持した棋士は、中原誠十六世名人(73)や谷川浩司九段(59)らで、藤井三冠は叡王を奪取すると、10人目の達成となる。