北朝鮮「日本が不法侵入」と主張 軍など協議

島根県の竹島(聯合=共同)
島根県の竹島(聯合=共同)

北朝鮮外務省は22日、ホームページに掲載した記事で「近年、(日本海の)わが国の経済水域に対する日本の不法侵入が露骨化している」と主張、海洋権益を守るために朝鮮人民軍総参謀部を含む関係機関が21日に協議会を開いたと明らかにした。

記事は「不法侵入」の具体例には触れていないが、日本の漁船や海保の船舶を指す可能性がある。北朝鮮は過去に日本の排他的経済水域(EEZ)と重なる海域を自国のEEZと主張。2019年には大和堆付近で北朝鮮船とみられる高速艇が海上保安庁の巡視船を威嚇する事件が起きた。

北朝鮮は韓国同様、島根県の竹島を自国領と主張している。記事は日本海における北朝鮮の「経済水域」について①竹島と島根県隠岐諸島の島後島の等距離中間線②竹島と石川県能登半島沖の舳倉島の等距離中間線③ロシアとの境界線―などに囲まれる水域だとした。(共同)