「ヘルプマーク」もっと知って 障害者の認知もまだ半数

十字とハートの「ヘルプマーク」付きスイムキャップを作成し無料配布する大阪のNPO法人の活動が注目を集めている。外見ではわかりにくい病気や障害を伝えるマークはカバン装着タイプが一般的だが、水中でも目につきやすいと好評だ。24日には東京パラリンピックが開幕するが、障害者の5割超がヘルプマークを「知らない」との調査結果がある。新型コロナウイルスによるマスク着用など変化が見えにくい今こそ伝わるサインは必要で、関係者は浸透を期待している。

大阪市東成区の市立東成屋内プールに、夢中で水をかき分けていく女性(28)=同市鶴見区=がいた。わずか1時間で25メートルプールを30往復。クロールや背泳ぎで計1・5キロを泳ぎ切った。がっしりとした肩幅は競泳選手のよう。スイムキャップにヘルプマークが付いてなければ、女性に重度の知的障害と自閉症があることも分からない。

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