奈良県十津川村で水害慰霊祭 紀伊半島豪雨10年 - 産経ニュース

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奈良県十津川村で水害慰霊祭 紀伊半島豪雨10年

水害慰霊祭で犠牲者に献花する遺族=20日午前、奈良県十津川村(川西健士郎撮影)
水害慰霊祭で犠牲者に献花する遺族=20日午前、奈良県十津川村(川西健士郎撮影)

平成23年9月の紀伊半島豪雨災害から10年になるのを前に、7人が死亡し、6人が行方不明となっている奈良県十津川村で20日、犠牲者を追悼する水害慰霊祭が行われた。

午前10時、村の植物公園内にある慰霊碑の前に、豪雨の犠牲者の遺族や村の関係者ら約30人が集まり、黙禱(もくとう)をささげ献花した。新型コロナウイルスの影響で昨年に続いて規模を縮小して行った。

小山手(こやまて)修造村長は「行方不明者の1日も早い発見を願っている」と述べ、犠牲者の冥福を祈った。豪雨で両親を失った森光春さん(58)は「10年がたつが、風化させたくないという思いだ」と話した。

同村では、明治22年の大水害をはじめとする過去の水害犠牲者の慰霊祭を平成7年から実施。24年からは紀伊半島豪雨の犠牲者も追悼している。