東京五輪の陸上男子110メートル障害で、ハンスル・パーチメント選手(ジャマイカ)の金メダル獲得をアシストしたとして、大会スタッフのストイコビッチ河島ティヤナさんへの感謝イベントが19日、東京都港区のジャマイカ大使館で催された。
パーチメント選手は準決勝が実施された4日、誤ったバスに乗って間違った会場に到着。困っていたところ、ストイコビッチ河島さんから渡されたお金でタクシーに乗車して国立競技場に向かい「おかげで十分なウオーミングアップができた」と決勝進出を決めた。
翌5日に優勝。イベントでは、パーチメント選手がビデオメッセージで「ありがとうございます」と、日本語を交えて改めて感謝を伝えた。ストイコビッチ河島さんは「夢なのかなって…」と口にし、胸がいっぱいの様子だった。