露、証拠示さずとドイツを批判 ナワリヌイ氏毒殺未遂で

ナワリヌイ氏(モスクワ市裁判所提供、タス=共同)
ナワリヌイ氏(モスクワ市裁判所提供、タス=共同)

ロシア外務省は18日、プーチン政権を批判する反政府活動家ナワリヌイ氏が昨年8月に猛毒の神経剤ノビチョク系の物質で襲撃されたと発表したドイツ政府が、度重なる要請にもかかわらず「いまだに明確な証拠を開示していない」と批判するコメントを発表した。

ナワリヌイ氏は昨年8月20日にロシア国内の空港でお茶を飲んだ後、飛行機内で意識を失った。シベリア・オムスクで緊急入院した後、家族の要請でベルリンに移送。ドイツは9月2日に「疑いのない証拠」を検出したと発表、メルケル首相がロシアに説明を求め、国際的非難が広がった。

ロシア外務省は「ロシア側が受け取った回答は回を追うごとに冷笑的な調子を増している」と強い不満を示した。

ナワリヌイ氏を巡る問題は今月20日にモスクワで行われるメルケル氏とプーチン大統領との首脳会談でも取り上げられるとみられる。(共同)