中学教諭の飲酒運転、処分を免職から停職に軽減 静岡県

静岡県庁=静岡市葵区
静岡県庁=静岡市葵区

静岡県教育委員会が令和元年8月、酒気帯び運転をしたとして県東部の中学校に勤務していた30代男性教諭を懲戒免職とした処分について、県人事委員会が「処分が重すぎる」として停職6カ月に修正する裁決を出していたことが19日、県教委への取材で分かった。裁決は2日付。

県教委によると男性は元年6月、知人の教職員4人と同県伊豆の国市内の飲食店でビール数杯を飲んだ後に車を運転し帰宅。同年8月に懲戒免職処分を受けた。男性は飲酒後の運転を認めたものの、処分が重すぎるとして人事委に不服を申し立てていた。

男性が摘発されておらず、「呼気1リットル当たりアルコール濃度0・15ミリグラム」という酒気帯びの基準を満たす客観的証拠がないことから、処分を変更したという。

既に教員免許は再交付しており、本人の意向を踏まえて復職するかどうか決める。停職6カ月の処分はさかのぼって適用され、処分終了後は「職務命令による自宅待機」の扱いとなり、その期間の給料を支払う。