【高校ダンス部選手権】府立久米田が準優勝、同志社香里など優秀賞 - 産経ニュース

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高校ダンス部選手権

府立久米田が準優勝、同志社香里など優秀賞

準優勝に輝いた府立久米田の優雅で躍動感あふれる演技=19日午後、横浜市西区(須谷友郁撮影)
準優勝に輝いた府立久米田の優雅で躍動感あふれる演技=19日午後、横浜市西区(須谷友郁撮影)

横浜市西区のパシフィコ横浜で19日に開催された高校ダンス部の日本一を決める「第14回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」ビッグクラス(13~40人)の全国大会。大阪府内からは9校が出場し、府立久米田(岸和田市)が昨年に続いて準優勝に輝いた。前回優勝の同志社香里(寝屋川市)のほか、樟蔭(東大阪市)と帝塚山学院(大阪市住吉区)が優秀賞を獲得し、府立堺西(堺市南区)が産経新聞社賞を手にした。

■躍動感あふれるダンス

府立久米田は、女王の輝く姿に憧れた少女たちが情熱を胸にさまざまな困難に立ち向かっていく様子を、優雅さの中にも躍動感あふれるダンスで表現。演技のポイントとなる紫色のマントを自由自在に使って舞うなど、舞台いっぱいに誇りと喜びをみなぎらせた。

部長で3年の福本瑞紗(みずさ)さん(17)は「新型コロナウイルスにとらわれない熱い気持ちをダンスに込めた」と話した。副部長で3年の奥野恋彩(れあ)さん(18)は「応援してくれた多くの人に感謝。来年は絶対に優勝を獲得してほしい」と後輩に望みを託した。

■連覇ならずも「踊り切った」

連覇を目指した同志社香里は「翔破(しょうは)」をテーマに、悩みや苦しみ、自身の殻を突き破り、大空を仲間とともに飛び立つ思いを2分半の演技に込めた。重厚感のある曲に合わせ、鎧(よろい)をイメージした衣装で美しさの中に力強さを思わせる女性戦士を演出。ワック=腕を鞭(むち)のように振り回す動き=とジャズダンスを織り交ぜてダイナミックなパフォーマンスを繰り広げた。

3年でキャプテンの安藤杏果(きょうか)さん(17)は「舞台に立つメンバーだけではなく、クラブ全員の気持ちをぶつけて踊り切った」と話した。

同志社香里は美しさの中に力強さを思わせる踊りを披露=19日午後、横浜市西区(三尾郁恵撮影)
同志社香里は美しさの中に力強さを思わせる踊りを披露=19日午後、横浜市西区(三尾郁恵撮影)

■樟蔭、会場を「圧倒」

樟蔭は「ブラックスワン」がテーマ。純白だった白鳥が心に闇を抱えて漆黒に変わっていくさまを、繊細なダンスと、黒色とグレーの交じった衣装で表現した。部長で3年の田中結さん(18)は「会場が圧倒される演技をしようと部員で約束し、それが果たせた」と話した。

繊細な心の変化を表現した樟蔭のダンス=19日午後、横浜市西区(須谷友郁撮影)
繊細な心の変化を表現した樟蔭のダンス=19日午後、横浜市西区(須谷友郁撮影)

■帝塚山学院、五輪の情熱を再現

8日に閉幕した東京五輪にちなみ、国旗をイメージした白と赤のドレスでアスリートの情熱を舞台によみがえらせた帝塚山学院。3年でキャプテンの矢野栞菜(かんな)さん(17)は「コロナ禍に負けない強くて美しい踊りをメンバー全員がミスなく、しっかりとやりきった」と力を込めた。

東京五輪をイメージした踊りを繰り広げた帝塚山学院=19日午後、横浜市西区(須谷友郁撮影)
東京五輪をイメージした踊りを繰り広げた帝塚山学院=19日午後、横浜市西区(須谷友郁撮影)

■府立堺西、女性らしさで魅了

金と黒とワインレッドを基調にした衣装の府立堺西は、女性らしさを感じさせるダンスで会場を魅了。部長で3年の福西穂乃香さん(18)は「コロナ禍で、広い会場で観客に見てもらえる大会が当たり前でなくなった今、私たちのダンスを披露できたことに感謝したい」と話した。