俳優の千葉真一さん死去 新型コロナによる肺炎

千葉真一さん=2019年11月
千葉真一さん=2019年11月

アクション俳優の千葉真一(ちば・しんいち、本名前田禎穂=まえだ・さだほ)さんが19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため、千葉県の病院で死去した。82歳。葬儀・告別式は近親者で行う。関係者によると、千葉さんは肺炎が悪化して今月8日から入院していた。

昭和34年に日本体育大学を中退し、東映ニューフェイスに合格。35年にドラマ「新 七色仮面」の二代目・蘭光太郎として主演デビュー、43年のテレビドラマ「キイハンター」でアクション俳優として国民的人気を獲得した。

44年には俳優養成所のジャパン・アクション・クラブ(JAC)を創設し、志穂美悦子さん、真田広之さん、堤真一さんら後進の俳優を育てた。

49年、空手映画「激突!殺人拳」が米国で大ヒットして「サニー千葉」の名で知られ、日本を代表するアクションスターとして国際的にも活躍。米映画「エイセス/大空の誓い」(1992年公開)でハリウッドデビューし、クエンティン・タランティーノ監督の映画「キル・ビル」(2003年公開)などの米映画に出演した。

他の代表作に映画「仁義なき戦い 広島死闘篇」「柳生一族の陰謀」「戦国自衛隊」など。ドラマでは「影の軍団」シリーズやNHK大河ドラマ「風林火山」など数多く出演した。

私生活では昭和48年に女優の野際陽子さんと結婚し、平成6年に離婚。長女の真瀬樹里(まなせ・じゅり)さん、長男の新田真剣佑(あらた・まっけんゆう)さん、次男の眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さんも俳優として活躍している。