トヨタ、9月に4割減産 国内14工場が稼働停止へ コロナ拡大で部品不足 - 産経ニュース

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トヨタ、9月に4割減産 国内14工場が稼働停止へ コロナ拡大で部品不足

トヨタ自動車のロゴ(AP)
トヨタ自動車のロゴ(AP)

トヨタ自動車は19日、世界的な半導体不足に加えて東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大で部品調達が滞り、9月の世界生産台数は計画よりも36万台減って54万台程度になる見通しだと明らかにした。計画比で4割減産となる。コロナが世界規模のサプライチェーン(供給網)に打撃を与えている実態を浮き彫りにした。

9月までに元町工場(愛知県豊田市)や高岡工場(同)など国内14工場、計27ラインの生産を最大で22日間、止める。減産の地域別の内訳は、国内が14万台で当初計画から半分以下にまで落ち込む。残りは北米8万台など。

年間生産目標とする930万台はコロナ影響のリスクを既に織り込んでおり、変更しない。

19日にオンラインで取材に応じたトヨタの熊倉和生調達本部長は、東南アジアでのコロナ感染拡大の影響が大きいとし、「必要な供給が難しく、急激で大規模な減産となる」と説明した。調達が滞っている部品の詳細については明らかにしなかった。

トヨタは半導体不足などへの対応で、直接取引をしていない調達先を含む状況を把握できる情報システム「レスキュー」などを活用。令和3年4~6月期は10万台程度の減産影響はあったものの、「想定の範囲内」と強調していた。