タリバンが国外退避を妨害か 米軍、空港外展開できず

シャーマン米国務副長官
シャーマン米国務副長官

シャーマン米国務副長官は18日の記者会見で、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンが、国外退避するために首都カブールの空港に向かうアフガン人の移動を妨害しているとの情報があると批判し、妨害をやめるように訴えた。

オースティン米国防長官は記者会見で、カブールの空港外では「(米軍の)作戦遂行能力がない」と認め、空港までの移動は支援できないとの認識を表明。退避活動が難航する恐れが出ている。

欧米各国はカブールの空港に航空機を派遣し、自国民やアフガン人協力者と家族の出国を進めている。

米軍はこれまでに計5千人を輸送機で退避させた。ドイツも複数の空軍輸送機を送り、アフガン人約200人を含む500人以上を避難させた。

米政府は17日、タリバンと交渉し、国外退避を望む民間人の空港までの安全な経路を確保するとの約束を得たと発表していた。(共同)