愛知県は18日、名古屋市の公道で電気自動車による自動運転実証実験を始めた。10月29日まで。幹線道路を含む2ルートを走行し、一般利用者の試乗も予定する。将来は名古屋駅を起点とした自動運転サービスの実現を目指す。
利用する車両は、仏ナビヤ社製の自動運転用電気自動車(EV)の小型バス「アルマ」。衛星利用測位システム(GPS)で位置を把握し、センサーで障害物を検知する。14人乗りで、最高速度は時速19キロ。ハンドルやアクセル、ブレーキがなく、手動運転時はコントローラーを使用する。
18日は大村秀章知事ら4人が試乗し、同市千種区の「イオンタウン千種」をゆっくりスタート。約2・3キロを25分ほどかけて走った。