浪速風

有権者の準備

国会議事堂。総選挙が近づいている
国会議事堂。総選挙が近づいている

ものが売れず景気が落ち込んだときは政府が消費者に代わってお金を使うべし、というのが一般的な考え方。そのため、コロナ禍で政府予算は空前の規模となっている。が、令和2年度は使い残しが30兆円を超えたという。一方で今年4~6月期の実質国内総生産(GDP)は年率換算で1・3%増にとどまった。2四半期(半年)ぶりのプラス成長とはいえ、いまひとつ

▶予算をきっちり使い切っていれば成長率は伸びたのだろうか。苦しむ人を支援し、景気を下支えすることはできたかもしれない。しかし、バブル崩壊後、政府は景気刺激のため随分お金を使ってきたのに、さほど効果があがっていない現実もある

▶何かが足りていないのだ。それは、政策実行のスピードなのか、柔軟性なのか、狙いの正しさなのか。突き止めて対処しないと兆円単位のお金も本来の力を発揮しない。政治家たちの言い分を真剣に吟味してみよう。総選挙が近づいている。