尖閣周辺に中国漁船が40隻 海保は警戒態勢を強化

沖縄県・尖閣諸島
沖縄県・尖閣諸島

尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域外側で18日、中国漁船約40隻が操業しているのを海上保安庁が確認した。領海侵入や領海内での操業は確認されていないが、海保は警戒監視態勢を強化している。

中国が尖閣諸島周辺を含む東シナ海で設定した休漁期間は16日に明けた。海保によると、18日午前7時ごろ、主に尖閣の北側や西側の公海上に点在する形で、計40隻ほどが確認されたという。一昨年、昨年の同時期と同規模の隻数としている。

尖閣の領海外側では日中漁業協定で中国漁船も操業が認められている。

中国は尖閣の領有権を主張しており、平成28年8月の禁漁明けには200~300隻の中国漁船が尖閣周辺に押し寄せた。一部は領海に侵入し、中国海警局の船も続いた。

加藤勝信官房長官は18日の記者会見で「同様の事態の再発は、わが国として決して受け入れられない」と指摘。海保などの関係省庁が警戒監視に万全を期すと強調した。

同日は尖閣周辺の接続水域内でも中国海警局の船4隻の航行が確認された。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは10日連続。