ハイチ地震死者1941人に 激しい雨、当局対応中断も

ハイチ南西部レカイの教会に座り込む被災者=17日(AP)
ハイチ南西部レカイの教会に座り込む被災者=17日(AP)

カリブ海のハイチを14日に襲ったマグニチュード(M)7・2の地震で、地元当局は17日、死者が1941人、負傷者は9900人超に上ったと明らかにした。現地からの報道によると、熱帯暴風雨の通過に伴う激しい雨で当局の対応も一時中断を強いられ、被災地の窮状は厳しさを増している。

国連児童基金(ユニセフ)は被災者数について、54万人の子どもを含む約120万人と推定。多くの建物が倒壊し、病院や学校などの公共施設にも被害が及んでいる。

熱帯暴風雨「グレース」は17日までに被災地付近を通過した。被災地周辺では土砂崩れや洪水などへの警戒が続いている。

欧州連合(EU)は17日、被災地支援のため300万ユーロ(約3億8千万円)を拠出すると発表。危機管理担当のレナルチッチ欧州委員は声明で「さらなる支援の準備がある」と強調した。(共同)