英政府 アフガン難民2万人受け入れへ

ジョンソン英首相(共同)
ジョンソン英首相(共同)

【ロンドン=板東和正】英政府は17日、イスラム原理主義勢力タリバンが掌握したアフガニスタンからの難民について、今後数年間で2万人を英国に定住させる方針を決めた。英BBC放送などが報じた。

英メディアによると、英国はまず通訳者などとして英政府に協力した5000人のアフガン人を初年度に受け入れる。受け入れは女性らを優先するという。

パテル英内相は同日、ロイター通信に「アフガンから逃れた最も弱い立場の人々が英国で安全に新しい生活を始められるよう、国家として可能な限りの支援を行いたい」と強調した。

英国は2015年にも5年間でシリア難民2万人を受け入れる計画を表明していた。

また、パテル氏は英紙テレグラフに「われわれは模範となって(難民の受け入れを)先導する構えだが、単独ではできない」とした上で「英国はあらゆる手段で他国にも支援を呼びかけている」と述べた。

英首相官邸によると、ジョンソン英首相は今月17日、バイデン米大統領と電話会談し、可能な限り多くの人がアフガン国外に退避できるよう緊密に協力することで一致した。