香港名門大の学生4人逮捕 国安法違反、テロ称賛疑い

警察官刺傷後に自殺した犯人追悼のため、白い花を携えて香港の繁華街の現場を訪れた市民(左から3人目)=7月2日(共同)
警察官刺傷後に自殺した犯人追悼のため、白い花を携えて香港の繁華街の現場を訪れた市民(左から3人目)=7月2日(共同)

香港警察は18日、香港の名門、香港大の学生会幹部4人を香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで逮捕したと発表した。今年7月、国安法による抑圧に不満を抱いていたとされる男が、警察官をナイフで刺した後、自殺した事件をめぐり、男に感謝を表明した幹部らの行為について、テロ称賛の疑いがあると認定した。

香港市民の間にも、男の抑圧への抵抗をたたえ、追悼する動きがあったが、香港警察は、こうした市民の不満を徹底的に抑え込む構えだ。

刺傷事件は7月1日、香港の繁華街で発生。中国への香港返還24年の記念日に合わせた抗議デモを警戒していた警察官が男に背後からナイフで刺され重傷を負った。男はその後、自らの胸を刺し死亡。香港メディアによると、犯行動機を記した男の遺書には、警察や国安法による自由の抑圧への不満が記されていた。(共同)