雨上がり決死隊が解散 蛍原さん「方向性に違い」

インターネットテレビ局「ABEMA」で配信された「雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!」特別編で、解散を発表する蛍原徹さん(右)と宮迫博之さん(C)テレビ朝日
インターネットテレビ局「ABEMA」で配信された「雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!」特別編で、解散を発表する蛍原徹さん(右)と宮迫博之さん(C)テレビ朝日

17日に解散を発表したお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の蛍原(ほとはら)徹さん(53)と宮迫博之さん(51)が同日夜、インターネットテレビ局「ABEMA」の番組に出演し、解散を報告した。蛍原さんは解散は今年4月、自身から切り出したことを明かし、「宮迫さんが(吉本興業との契約解消後)ユーチューブを始めたころから、僕と価値観や方向性の違いが大きくなった」と語った。

報告会はかつて2人で、今は蛍原さんが1人で司会を務めている、テレビ朝日系の冠番組「雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!」の特別編と題し、同番組のセットで行われた。アメトーークを支える芸人仲間たちも出演。トークも交えながら、解散決定までの舞台裏を明かした。

宮迫さんは令和元年、会社を通さない「闇営業」で特殊詐欺グループの会合に出席し、報酬も受け取っていたことが発覚。コンビの活動は休止状態に陥った。その後、宮迫さんは吉本興業との契約を解消し、昨年1月からユーチューバーとして活動している。

闇営業発覚以来となる同番組の「出演」になった宮迫さんは、冒頭「どんな顔して出たらいいのかと…」と言葉を詰まらせながら闇営業問題に触れ、「僕がついた噓で、とんでもない方々に迷惑をかけた。ご迷惑をかけた皆さん、すいませんでした」と謝罪。そして蛍原さんが解散を発表し、解散までの経緯や背景を説明した。

蛍原さんは「最初はコンビで復帰したいと思っていた」とした上で、舞台活動からの再出発も模索したことを明かした。その一方で宮迫さんのユーチューブでの活動や開始時期に疑問を抱いたことを挙げ、「スタッフにも気を使わせているというのがあり、もしかしたら、屋号を外してしまった方がすっきりと進むのではないか」とも語った。

宮迫さんに解散を切り出したのは4月。宮迫さんはその場では解散を受け入れたが、やり直せないか話し合いを重ねたという。宮迫さんは「(蛍原さんに)細かい気持ちを伝えられていなかった」と悔いをにじませながらも、「俺が思ってるより、もっとしんどい思いしているな、というのがあった」と受け入れた理由を明かした。

2人は「けんか別れ」は否定。コンビにとり初の冠番組「アメトーーク!」も、その前にある「雨上がり決死隊のトーク番組」を削除して、維持することが発表された。

一方でゲストからは解散を惜しむ声が相次いだ。中でもお笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史さんは涙ながらに「宮迫さんが悪い、宮迫さんのせいです。どんだけ迷惑をかけるんですか」と宮迫さんを強い口調で責めながら、再結成を求めた。

蛍原さんは「僕もフジモン(藤本さん)みたいに泣いた。自分なりに決定したこと。気持ちはうれしいが、という感じです」と再結成は否定。宮迫さんは「僕のせいなので、一生かけて反省したい」と口にしたが、「見苦しいかもしれないけれど、いつか一緒にできることがあるその日を作るために、諦めずに頑張り続けたい」と語った。