英首相、アフガン問題でG7首脳オンライン会議提案

ジョンソン首相(ロイター)
ジョンソン首相(ロイター)

【ロンドン=板東和正】先進7カ国(G7)の議長国である英国のジョンソン首相は16日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、イスラム原理主義勢力タリバンが政権を掌握したアフガニスタン情勢について協議した。英首相官邸によると、ジョンソン氏は電話会談で、緊迫化するアフガン情勢に対応するため、G7首脳によるオンライン会議を近く開催する意向を示した。

ジョンソン氏はマクロン氏との電話会談で、情勢の混乱に伴って難民危機が発生することを回避するため国際社会が一致した姿勢を取る必要性を強調。両首脳はアフガンの将来に向けた協調を確認し、共同決議案を策定する可能性も含めて国連安全保障理事会でも協力することで一致した。

一方、英BBC放送などによると、英政府は、アフガンに残る英国人や、英軍に協力していたアフガン人を退避させるため軍部隊約200人の追加派遣を決定した。すでに派遣していた部隊を合わせて計約900人体制で国外退去を支援するという。

ラーブ英外相は16日、BBCなどに対し、アフガンから英国人ら約350人が数日中に英国に到着すると明かした。