20日ごろまで強い雨の恐れ 京都府が警戒呼びかけ

大雨の被害と今後の見通しを話し合う府関係者ら=8月17日、京都市上京区
大雨の被害と今後の見通しを話し合う府関係者ら=8月17日、京都市上京区

12日から断続的に降り続く雨による被害を受けて、京都府は17日、京都地方気象台など関係機関との連絡会議を開催し、これまでの府内の被害を確認した上で今後の対応策を協議した。

気象台によると、府内では20日ごろまで局地的に強い雨が降る可能性や、今後は北部でも雨が強くなる恐れがあり、土砂災害などへの注意を呼びかけている。

府によると、17日午前10時現在の住宅などへの被害は、一部損壊が1棟、床上浸水が20棟、床下浸水が28棟。これまでに京都市と京丹後市の一部で避難指示が出されたほか、16市町村で高齢者避難が出て、最大81世帯350人が避難した。

11日午後9時~17日午後4時の総雨量は長岡京市で401ミリ、京都市で323ミリ、福知山市坂浦で292ミリとなるなど、平年の8月1カ月分の倍の雨量を超える記録的な大雨となっている地域もある。

会議で府は、14日に清水寺近くの茶わん坂(京都市東山区)で起きた土砂崩れや道路の冠水被害などを踏まえ「長期間雨が降り続いているため、小雨でも土砂災害の危険がある」と警戒を呼びかけた。

府は、危機管理緊急参集チームを設置し迅速な対応を徹底するとともに市町村のホームページやSNSで情報発信を行うとした。(鈴木文也)