沖縄、病院クラスターで64人死亡 要介護の高齢者ら - 産経ニュース

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沖縄、病院クラスターで64人死亡 要介護の高齢者ら

インド由来の変異株(国立感染症研究所提供)
インド由来の変異株(国立感染症研究所提供)

沖縄県は17日、同県うるま市のうるま記念病院で発生した新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)で入院患者と職員計199人が感染し、うち患者64人が死亡したと明らかにした。患者の多くは介護が必要な高齢者だという。

同病院は精神科や内科などの民間の医療機関で、県などによると7月19日に複数の感染が確認され、8月5日の発表時点で感染者186人、死者23人と急拡大した。その後も死亡が相次ぎ、国内では最悪規模のクラスターとなった。

同病院では、患者へのワクチン接種が進んでいなかったといい、それが感染者と死者数の急増につながった恐れもある。県が詳しい報告などを求めている。

このほか県内では17日、新たに684人の新規感染者が確認された。直近1週間の10万人当たりの新規感染者数は286人で、全国最悪の状況が続いている。 玉城デニー知事は同日の臨時会見で、「(感染拡大により)県内の医療体制は極めて危険な状況だ。重症患者にも十分な医療を提供することが困難になりつつある」と危機感をあらわにした。