東京エレクトロン最高益 4~6月、半導体需要拡大

半導体製造装置大手の東京エレクトロンが16日発表した令和3年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比43・6%増の4520億円、最終利益が77・8%増の1003億円だった。いずれも4~6月期として過去最高となった。デジタル化の進展で半導体需要が拡大し、製造装置市場も好調だった。

4~6月期の好業績を反映し、4年3月期の業績予想を上方修正した。売上高は従来の1兆7千億円から1兆8500億円に、最終利益は3300億円から3700億円にそれぞれ引き上げ、過去最高を見込んでいる。

会員限定記事会員サービス詳細