「暗く避難危険と判断」 長野土石流後の指示で市長

長野県岡谷市で母子3人が死亡した土石流で、レベル4の避難指示が発生の通報後になった理由について、今井竜五市長は16日の記者会見で「暗い中での避難は危険だと判断した」と説明した。発生前の降水量が市の予想を上回ったといい、避難指示を出すタイミングが適切だったか検証するとしている。

市によると、レベル3の「高齢者等避難」情報は14日午後5時20分、土石流発生通報が15日午前5時半ごろ、避難指示は同6時だった。市長は「総合的な判断」とし、避難指示を躊躇(ちゅうちょ)したわけではないとした。

市は、15日未明から早朝にかけての1時間当たりの降水量を10ミリ前後と予想していた。しかし、実際には現場付近の雨量計は午前4時からの1時間で44ミリを観測、予想を上回る雨が降ったとしている。