郷土出身メダリスト祝う 埼玉 広報誌号外や懸垂幕

東京五輪で活躍した埼玉県出身者らをたたえ、選手にゆかりのある県内の自治体が、広報誌の号外を発行するなどして戦績や人柄を住民に紹介している。

柔道女子70キロ級で金メダルを獲得した新井千鶴選手の出身地・寄居町は、広報誌の号外を作って町内全世帯への配布を始めた。

号外は、金メダルを手にする新井選手の写真を表紙に載せ、試合の様子やこれまでの戦績を文章や写真で伝える内容だ。花輪利一郎町長は「積極果敢に戦う姿は町民に大きな勇気と感動を与えてくれた。町にとって誇りだ」とのメッセージを寄せている。

新井選手は柔道混合団体でも銀メダルに輝いており、町役場には金メダルと銀メダルを祝う2本の懸垂幕が掲げられている。町の担当者は「町民に功績を広く知ってもらい、喜びを共有したい」と話す。

朝霞市も、バスケットボール女子で銀メダルを獲得した同市出身の本橋菜子選手と、柔道女子78キロ級金メダルなどに輝いた浜田尚里選手ら自衛隊体育学校(同市)所属の4人の活躍をたたえ、懸垂幕を用意した。

懸垂幕は本橋選手の分と自衛隊体育学校の4人分の2本を準備し、市役所と市産業文化センターに掲げている。市の担当者は「勇気と感動をもらい感謝している。お祝いの気持ちを示すために作った」としている。

自転車トラック・女子オムニアムで銀メダルを獲得した梶原悠未選手の出身地の和光市も、広報誌の号外を出した。梶原選手の写真と試合の記事を載せ「生粋のわこうっ子に世界が驚嘆した‼」とアピールしている。(中村智隆)