香港大規模デモの団体解散 中国、民主派組織撲滅狙う

「逃亡犯条例」改正案の撤回を求めデモ行進する人たち=2019年6月、香港(共同)
「逃亡犯条例」改正案の撤回を求めデモ行進する人たち=2019年6月、香港(共同)

2019年の香港での抗議活動で100万人規模のデモを組織した民主派連合の市民団体「民間人権陣線(民陣)」が15日、解散したと発表した。香港警察が、違法デモを組織したと指摘し、香港国家安全維持法(国安法)違反の可能性があると警告していた。

香港の民主化運動を支えてきた教職員組合「香港教育専業人員協会(教協)」に続く主要な民主派団体の解散。親中派の学者によると、中国の習近平指導部は「香港の反体制派撲滅」を目指しており、今後も反中国の市民団体の多くが解散に追い込まれそうだ。

民陣は02年に民主化運動などに関わる約50団体が結成、03年に国家安全条例の制定を目指す香港政府に抗議して、50万人規模のデモを実施した。その後、平和的なデモを19年まで毎年実施。同年6月には、香港政府の「逃亡犯条例」改正案に抗議する100万人、200万人のデモを相次ぎ組織した。(共同)

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