土砂災害44件、氾濫36河川 鉄道や道路も

捜索活動が続く長崎県雲仙市の土砂崩れ現場=15日午前9時57分(共同通信社ヘリから)
捜索活動が続く長崎県雲仙市の土砂崩れ現場=15日午前9時57分(共同通信社ヘリから)

国土交通省は15日、大雨に伴う土砂災害を15府県で計44件確認したと発表した。堤防の決壊や越水など9県の36河川で氾濫が発生。鉄道や道路も被害が相次いでいる。

土砂災害の都道府県別件数(15日正午現在)は長崎11、広島7、熊本5、佐賀4、富山、福岡各3、石川、鹿児島各2、福島、長野、岐阜、静岡、滋賀、京都、大阪各1。ほかにも複数箇所で被害を確認中で、さらに増える見通し。

氾濫した河川のうち国管理は、江の川(島根、広島)と六角川(佐賀)。六角川流域の浸水範囲は佐賀県武雄市など5千ヘクタール超と推計される。国交省が排水を急いでおり、16日夕には浸水を解消できる見込みとしている。

残る34河川は福井、岐阜、滋賀、広島、福岡、佐賀、熊本、大分各県が管理。自治体などが詳しい被害を調べている。

鉄道は線路に土砂が流入したり、橋脚が傾いたりする被害が出たほか、道路も各地で土砂崩れが起きた。