シューズ好調で黒字に転換 アシックスの6月中間決算

スポーツ用品大手のアシックスが13日発表した令和3年6月中間連結決算は、最終損益が123億円の黒字(前年同期は62億円の赤字)と2年ぶりの黒字に転換した。新型コロナウイルス流行に伴う健康志向の高まりで世界的にランニングシューズの販売が好調で収益を押し上げた。売上高は前年同期比42・6%増の2094億円となった。

広田康人社長はオンラインの記者会見で「ランニングシューズの商品群を拡充したことが評価された」と強調。スポンサーをしている東京五輪に関しては「無観客となったがブランド力を世界に発信することができた」と手応えを口にした。ただ、収益への影響については明言しなかった。

3年12月期の通期業績予想は、売上高が前期比20・1%増の3950億円、最終損益は25億円の黒字(前期は161億円の赤字)を見込む。これまで新型コロナで合理的な算出が困難だとして業績予想に幅を持たせていたが、今回は現時点で入手可能な情報に基づき確定値で公表した。