横田めぐみさん写真展 早紀江さん「当時の香りも思い出される」

横浜市の戸塚区民文化センターで開かれた横田めぐみさんの写真展=13日午前
横浜市の戸塚区民文化センターで開かれた横田めぐみさんの写真展=13日午前

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(56)=拉致当時(13)=の写真展が13日、横浜市戸塚区の区民文化センターで始まった。昨年6月に87歳で亡くなっためぐみさんの父、滋さんが撮影した写真を中心に、めぐみさんが子供のころに書いた書き初めや、当時の新聞報道などが紹介されている。19日まで。入場無料。

写真展は母の早紀江さん(85)が住む川崎市のマンションの住民有志による支援団体「あさがおの会」が企画した。早紀江さんは13日、会場を訪れ、「写真を見ると、当時の香りも思い出される。(拉致から)40年以上も放っておかれているのは、許せない」と語った。滋さんについては、「いろいろなところへ旅行に連れていってくれ、家族思いの人だった」としのんだ。

写真展では、幼いころのめぐみさんや、全国各地へ旅行した際の家族写真のほか、拉致される前にめぐみさんが色鉛筆で描いた絵や作文なども展示されている。

見学した横浜市戸塚区の小学4年、竹内明梨さん(9)は、この日初めて拉致事件を知ったという。めぐみさんが下校中に北朝鮮工作員に連れ去られたとされることに触れ、「通学路で急に連れていかれたのは怖いと思った。長い間、帰ってこられないのは悲しい」と話した。

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