パラ車いすテニス女子の上地「金を目標に」と意欲

東京パラリンピックの車いすテニス女子代表が１３日、オンライン取材に応じ、シングルスで前回リオデジャネイロ大会銅メダルを獲得した世界ランキング２位の上地結衣（三井住友銀行）は「金メダルを一番の目標として戦う。これまでの成果を思い切り出せる大会にしたい」と意気込んだ。

今季の四大大会３連勝中で世界１位のディーデ・デフロート（オランダ）が最大のライバル。対戦成績で１５勝２２敗と分が悪く「的を絞らせないことが鍵になるので、いろいろなショットを組み合わせたい」と対策を練っている様子だ。

世界５位の大谷桃子（かんぽ生命）はパラリンピック初出場。７月のウィンブルドン選手権で上地を破っており「シングルス、ダブルスともにメダルを目指して頑張りたい」と闘志を燃やした。