中古住宅22%上昇、最大に 米都市圏の4~6月期

「売約済み」の看板が立てられた米メリーランド州の住宅=6月(共同)
「売約済み」の看板が立てられた米メリーランド州の住宅=6月(共同)

全米不動産業者協会(NAR)が12日発表した2021年4~6月期の都市圏一戸建て中古住宅の販売価格(中央値)は35万7900ドル(約3950万円)と前年同期より22・9%上がり、四半期ベースの上昇率は統計がある1968年以降で最大となった。販売価格も最高額となった。

都市部では新型コロナウイルス流行による在宅勤務拡大を背景に郊外の住宅に移る動きがあり、住宅ローンの低金利も需要を押し上げている。一方、住宅供給の不足感が販売価格を押し上げており、エコノミストからは「過熱している」との声が出ている。

調査対象の183都市圏のうち182都市圏が上昇し、172都市圏が2桁の伸び率となった。4つの地域別でも全て2桁の上昇率となり、北東部が21・8%、南部が21・0%、西部は20・9%、中西部は17・1%それぞれ上がった。(共同)