サントリーHD3期ぶり増益、欧米事業回復が牽引

サントリーホールディングス(HD)が13日に発表した令和3年6月中間連結決算は、売上高が昨年同期比7・8%増の1兆1919億円、本業のもうけを示す営業利益が33・4%増の1261億円、最終利益が16・6%増の527億円の増収増益だった。新型コロナワクチン接種が進む欧米での販売増が牽引(けんいん)し、中間期では2期ぶりの増収、3期ぶりの増益に転じた。

オンライン会見で川崎益功(ますお)・常務執行役員は「国内事業は前年並みと厳しい環境にあるが、欧米を中心に海外は想定以上に回復している」と説明。飲食店だけでなく、家飲み需要としてウイスキーなどの販売が伸びた欧米市場を念頭に「感染収束後は日本でも(外食・外出自粛の)反動が起こる」とワクチン接種の進展による需要回復に期待した。

令和3年12月期の業績予想は、売上高が7・2%増の2兆5380億円、最終利益は3・6%増の1040億円を見込む。