冷蔵庫電源オフは「事件性なし」 堺市のワクチン廃棄問題

堺市の集団接種会場で新型コロナウイルスワクチンの保冷ミスにより多量の廃棄が生じた問題で市は11日、大阪府警堺署から事件性はないとする捜査報告を受けたと発表した。

この問題は6月10日、集団接種会場のホテルで冷蔵庫につないだ非常用電源のスイッチが切れ、ワクチン76瓶(456回分)が廃棄処分となっていた。同ホテルでは、前週にも従業員がブレーカーを落とすミスでワクチン210人分が廃棄されており、市は故意に非常用電源のスイッチが切られた可能性もあるとして堺署に相談していた。

堺署は関係者から聞き取り調査を行うほか、管理状況や防犯カメラの映像などを確認。その結果、外部の第三者や関係者による不審な行動は見られず「故意の犯行ではなく、電源のスイッチが偶発的な要因でオフになったと考えられる」と結論付けた。