千葉・白井の理想像が書かれていた タイムカプセル開けてみたら

26年ぶりに掘り出されたタイムカプセル(江田隆一撮影)
26年ぶりに掘り出されたタイムカプセル(江田隆一撮影)

千葉県白井市で、平成7年に埋設されたタイムカプセルが、26年ぶりに掘り出され開封された。当時の写真など町制時代の白井の思い出が詰まり、カプセル内に入った小中学生545人の作文は、大人になった当時の児童・生徒に返される。

白井市は昭和39年に村から町になり、平成13年に町から市に移行した。タイムカプセルは、町制施行30周年記念事業として文化センターの完成に合わせ、7年1月にセンター庭園の雑木林に埋められた。20年後に掘り出す予定だったが、なぜか行われず、今回、市制施行20周年記念として改めて、掘り出しと開封が行われた。

カプセルは縦41センチ、横約50センチ、高さ24センチで、コンクリート製の蓋つきの箱に入れられていた。

掘り出されたタイムカプセルは市役所に運ばれ、笠井喜久雄市長が26年後の市民を代表して開封した。カプセルの中には当時の秋本衛久町長からの手紙や小中学生の作文、予算書などが入れられ、傷みも変色もなかった。

作文は「こころが落ち着くほど緑が多い都市」「警察の仕事がなくなるほど平和な都市」など、理想の白井の姿を書いた内容。市ではカプセル内の作文などに書かれた住所を手掛かりに本人や家族に郵送し、転出などで届けられなかった場合は、市で保管するとしている。

秋本氏の手紙を読み上げた笠井市長は「(手紙にある)緑豊かな文教田園都市作りを進めている。少子高齢化を迎え困難もあるが、いつまでも温かく暮らせる白井にしたい」と語った。