自民・高鳥氏「衆院選前に総裁選を」 新潟県連が申し入れ

党執行部に申し入れを行う新潟県連会長の高鳥修一衆院議員(左から2人目)ら=11日、党本部
党執行部に申し入れを行う新潟県連会長の高鳥修一衆院議員(左から2人目)ら=11日、党本部

自民党新潟県連は11日、菅義偉(すが・よしひで)首相の総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選について、総裁公選規程が定める9月20~29日投票の日程で実施するよう求める二階俊博幹事長宛ての申し入れ書を提出した。党本部で柴山昌彦幹事長代理と面会し、手渡した。柴山氏は「重く受け止める」と応じた。

総裁選をめぐっては、任期満了を10月に控えた衆院選に先行して実施するかどうかが注目されている。党執行部が総裁任期を延長したり、首相が9月上旬に衆院解散に打って出たりすれば、総裁選を衆院選後に先送りすることも可能なためだ。

県連会長の高鳥修一衆院議員は申し入れ後、記者団に「解散時期に口を出す立場にない」と断った上で、「われわれとしては総裁選を先にしていただきたい。党勢は非常に厳しい。党員1人1人が投票権を行使して総裁を選ぶプロセスを踏むことは、党内の結束を固めるためにどうしても必要なことだ」と強調した。

首相の無投票再選になるとの見方があることに関しては「派閥の力学で、長老や派閥領袖(りょうしゅう)が談合し、総裁選の流れを決めるのは、わが党のあり方としてマイナスだ」と指摘し、複数候補による政策論争をすべきだとの考えを示した。