オンライン企画で気軽に世界旅行 SDGsツアーも フジテレビ

7月に開催されたオンラインツアーの一場面。カナダ・バンクーバーの港町エリア「コールハーバー」を紹介
7月に開催されたオンラインツアーの一場面。カナダ・バンクーバーの港町エリア「コールハーバー」を紹介

オンラインで気軽に〝世界旅行〟へ―。海外の風景をツアー形式でライブ配信したりするフジテレビのオンライン企画が好評だ。コロナ禍で気軽に海外へ行けない状況が続く昨今。フジテレビ国際開発局の川植浩治さんは「番組以外の新たなコンテンツを作り出し、新しい旅の形を提案したい」と狙いを語る。

フジテレビは昨年、ローマとベルリンのオンラインツアーを実施。参加者の反応は上々で、オンラインでも上質なエンターテインメントを提供できるという手応えも得られた。今年7月にはSDGs(持続可能な開発目標)がテーマのツアーを開催。舞台は取り組みが街全体に根付くカナダ・バンクーバー。JTBやカナダ観光局などと連携し、現地スタッフが各地の風景や名所をライブ配信した。

水産資源を破壊しない漁法で収穫された水産物のみを使う取り組みなど、SDGsの実例も紹介。視聴したアカウント数は約200で、SDGsに関心を持つ10~20代の若者も多かった。実際の取り組みを学びつつ、爽やかなバンクーバーの景色を満喫した。

企画した同局の亀山哲生さんは「気軽に参加できるのが魅力。高齢の方や体調に不安を抱える方も自宅から海外の景色を楽しめる」とメリットを強調。「オンラインにはオンラインならではの魅力がある。コロナ収束後もリアルのイベントと共存できると思うし、可能性を感じる」と語る。次のオンライン企画は、早ければ今秋を想定しているという。