群馬県、コロナ計1万人超、5千人から4カ月で

群馬県内の新型コロナウイルス感染者の累計が11日、1万人を超えた。昨年3月7日に県内で初めて感染が確認されてから約1年5カ月で1万人を突破した。今年4月1日に5千人を超えてから、1万人を超えるまでに要した期間はわずか約4カ月。急速に感染が広がっている。

7月中旬以降の県内の「第5波」における新規感染者数の増加ペースは全く衰える気配がない。7月中旬までほぼ1桁台で推移していたが、その後、29日に一気に103人に拡大すると、8月4日には初の200人台となるなど猛威を振るっている。

県内では11日、新たに173人の感染者を確認。管轄別は県110人(保健所別=伊勢崎35人、館林34人、太田16人、桐生8人、渋川6人、富岡、県外各3人、安中、藤岡各2人、利根沼田1人)、前橋市28人、高崎市35人で、公表済みの感染者1人を取り下げ、累計は1万166人。1日当たりの感染者は100人を超えることが珍しくなくなっている。

背景には、感染力の強いインド由来の変異株(デルタ株)の7月26日~8月1日の検出率が8割超と、7月中旬の4倍に膨らんでいることが大きい。11日発表の変異株感染は24人増の545人となった。県内でも変異株への置き換わりが急速に進んでいる。

こうした中、若い世代への感染も増加。11日も感染者数の約4割が20~30代となっている。県は、県央ワクチン接種センター(高崎市)、東毛ワクチン接種センター(太田市)の大規模接種会場を活用し、20~30代への接種を加速させて感染拡大に歯止めをかけたい考え。県は接種を促そうと、9月末までに2回の接種を完了した20~30代に抽選で、SUBARU(スバル)のスポーツタイプ多目的車(SUV)の「XV」や県内旅行券を抽選で贈る計画を決定している。