中国大手と仏ルノー提携 HV投入で合弁会社

フランス自動車大手ルノーのロゴ=2月19日、フランス・ブレスト(ロイター)
フランス自動車大手ルノーのロゴ=2月19日、フランス・ブレスト(ロイター)

中国の自動車大手、浙江吉利控股集団は9日、フランス大手ルノーと提携し、中国でハイブリッド車(HV)事業を展開すると発表した。両社で合弁会社を設立する。吉利は自社技術を生かしてルノーブランドのHVを生産。ルノーは販売面を担当する。韓国でのHV事業でも提携する。

ルノーは日産自動車と企業連合を組んでいるが、今回の吉利との提携で中国では競合が激しくなる可能性がある。ルノーは中国で振るわず2020年に主力の合弁事業を解消したが、新たな合弁で仕切り直す。

9日付で覚書に署名した。「アジアのHV市場に勢いがあり、中国と韓国を重点市場として協力する」としている。市場投入時期などの詳細には触れていない。韓国では吉利傘下のブランドの技術を基に、韓国市場に適した車種を投入するという。

中国は35年までにガソリン車の新車販売を禁止する方針で、電気自動車(EV)などを除く市場の半数はHVが占めるとみられている。(共同)

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