菅義偉(すが・よしひで)首相は9日、長崎市内のホテルで記者会見し、8日に閉幕した東京五輪について「開催が1年延期されてさまざまな制約の下での大会となったが、開催国としての責任を果たして無事に終えることができた」と振り返った。
首相はまた、日本代表選手に関して「大活躍だった。素晴らしい大会になった。念願のメダルに手が届いた人も、そうでなかった人もたくさんの選手から感動をもらった」と称賛。その上で「ありがとうと申し上げたい」と語った。
五輪期間中の感染予防対策に関しては「海外からは厳しすぎるという声もあったが、日本だからできたと評価する声も聞かれる。大会関係者、医療関係者、ボランティアの皆さんの協力に心から感謝申し上げたい」と述べた。