千葉県と桃園市が友好都市5年 「市長はぜひお越しを」と熊谷知事

台湾・桃園市の鄭文燦市長とオンラインで会談し、贈られたイラストを見せる熊谷俊人知事=9日、県庁(小野晋史撮影)
台湾・桃園市の鄭文燦市長とオンラインで会談し、贈られたイラストを見せる熊谷俊人知事=9日、県庁(小野晋史撮影)

千葉県と台湾北西部の桃園(とうえん)市が友好都市となってから5周年を迎えた9日、熊谷俊人知事と同市の鄭文燦(てい・ぶんさん)市長が初の会談をオンラインで行い、今後の交流強化に向けた意見交換を行った。

熊谷知事は「新型コロナウイルスで往来が厳しい状況が続いているが、さらなる友好交流を深める節目にしたい」とあいさつ。東京五輪での台湾選手団の活躍をたたえ、昨年、同市から大量のマスクが県に贈られたことに感謝した。

これに対し、鄭市長は「昨日五輪が終了したが、日本は防疫でも成功した。世界的には友好の精神が非常に見られた。パラリンピックも成功に終わることを祈念しています」などと話した。

熊谷知事が「ぜひ千葉県にお越しください」と招待すると、鄭市長は「コロナが収束したら、一刻も早く行きたいです」と笑顔で応じていた。

記念品の交換も行われ、県は菅原工芸硝子(九十九里町)が製作した、梨と桃をかたどった2つのグラスを贈呈。これに対し、同市からは、両県市の名所が描かれた短冊形のイラスト2枚などが贈られた。

同市は人口が225万人を超え、台湾の空の玄関口である台湾桃園国際空港を抱える。鄭市長は現在2期目で、民進党に所属している。