8日行われた自転車女子オムニアムで日本人初の銀メダルを獲得した梶原悠未(筑波大大学院)は競技終了後、「日本人女子選手がオムニアムで世界に通用することを走りで届けられた」と話した。
梶原は2周ごとに最後尾の選手がレースから排除される2種目めの「エリミネーション」で最終周まで粘り、2位に入った。一番苦手な種目だった梶原は「エリミネーションを落ち着いて走れて上位に食い込めた」。80周を走る最終種目の「ポイントレース」では終盤で落車するトラブルもあったが、「リセットできた。最後は運が味方してくれた」と話した。
銀メダル獲得について「一番近くで母が毎日サポートしてくれて一緒に頑張ってくれた。メダルが取れて良かった」と語り、「(自転車女子が)世界で強豪国と呼ばれるようしっかり頑張りたい」と決意を改めて語った。