東京五輪第16日の7日、新体操の団体予選が行われ、杉本早裕吏(トヨタ自動車)、鈴木歩佳(日体大)、竹中七海(トヨタ自動車)、熨斗谷(のしたに)さくら(日女体大大学院)、松原梨恵(東海東京FH)で臨んだ日本代表「フェアリー(妖精)ジャパン」は14チーム中7位で、上位8チームによる決勝に進出を果たした。
メダル獲得を目標に掲げて出場した2016年のリオデジャネイロ五輪の団体決勝。リボンを使った大技が乱れた日本は最下位に沈み、表彰台はおろか前回のロンドン五輪の7位を下回る結果に終わった。だが、その後日本代表は着実に実績を積んできた。17年の世界選手権で銅メダル、19年の世界選手権では銀メダル。世界を相手に結果を残したフェアリージャパンは地元開催の五輪に臨んだ。
7日の予選では前半のボールで、日本は手具が場外に出る大きなミスがあり、40・400点で8位。後半のフープでもまた終盤に大きなミスが出るも素早く切り替え、ラストは中央にフープを集めた「満開の桜」を表現してフィニッシュ。39・325点でトータル79・725点となり、7位で決勝へ。8日の決勝で悲願のメダル取りに挑む。