金メダルの向田真優「レスリングは人生の全て」 一夜明け会見で喜び語る

金メダル獲得から一夜明け、行われた記者会見でポーズをとるレスリング女子53キロ級の向田真優=7日、東京都内(代表撮影)
金メダル獲得から一夜明け、行われた記者会見でポーズをとるレスリング女子53キロ級の向田真優=7日、東京都内(代表撮影)

東京五輪レスリング女子53キロ級で金メダルを獲得した向田真優(ジェイテクト)が7日、記者会見を行った。前回のリオデジャネイロ大会で五輪4連覇を目指した吉田沙保里さんが敗れた階級で、日本に再び金メダルをもたらした向田。会見では「たくさんの人々のお陰で金メダルを獲ることができた」と謝意を述べ、「レスリングは人生の全て」と競技への思いを話した。会見での主なやり取りは次の通り。

ーーメダルを獲得し、一夜明けた感想を

「本当にたくさんの方々の応援、サポートのお陰で、この金メダルを獲ることができました。ここに来るまで本当に1人の力じゃ来られなかったと思うので、今までサポートしてくれた全ての人に感謝の気持ちを伝えたいです」

ーー試合後には吉田沙保里さんのインタビューで祝福されていたが、改めて感想を

「試合前もラインをいただいて、試合終わってからのインタビューでも温かい言葉をいただいて本当にうれしく思います。同じ53キロ級として私もこの東京オリンピックで絶対に金メダルを獲るという強い思いで戦えたので、本当に吉田沙保里選手のような強い気持ちを持って最後まで攻め切るレスリングを、最後の試合はできてかなと思います」

ーーJOCエリートアカデミーの出身者では向田選手が初の金メダリストになるが

「中学、高校時代と一番大変な時期にサポートして指導していただいて本当に感謝していますし、JOCエリートアカデミーで学んだ6年間はすごく自分にとって大きなもので、このオリンピックで金メダルを獲ってJOCの方々に恩返しできるようにと思っていたので、一番いい色のメダルを獲得することができてうれしいです」

ーー先ほど吉田沙保里さんの話もあったが、向田選手もレジェンドとしての一歩を歩み始めることになると思う。それに関しては、私が新しい歴史を作っていこうという気持ちはあるのか。はたまた困ったという気持ちなのか。もう一つ、向田選手にとって一言でいうとレスリングとは何か

「53キロ級で金メダルを獲ることをずっと夢見てここまで頑張ってきたので、まずは夢をかなえることができてすごく良かったです。今後のことは志土地(しどち)コーチと話し合って今後のことを決めていきたいと思うんですけれど、金メダルを獲った後の人生のほうが長いので、金メダルを獲った後の人生を恥じないように、人としても成長していけるように頑張りたいと思います。私にとってレスリングとは、5歳からレスリングをやってきたので、レスリングが人生の全てだなというふうに思います」

ーー試合後に志土地コーチと改めて話をする機会はあったのか

「試合が終わってから志土地コーチと金メダルを一緒にかけて写真を撮ったりなど、『本当によかったね』という話をしました」

ーー改めて実感というか、沸いたものはあったのか

「自分と志土地コーチだけの力じゃこの金メダルを獲ることはできなかったと思うので、たくさんの方々に支えてもらって獲れた金メダルだと思うので、今まで支えてくださった全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです」

ーーコーチとこれからはパートナーとしても歩んでいくことになると思うがその気持ちは

「この金メダルを獲ることが2人の夢だったので、まずはその夢をかなえることができて良かったです。今後一緒にまた次の夢に向かって、明るく楽しく頑張っていけたらいいなと思っています」

金メダル獲得から一夜明け、記者会見するレスリング女子53キロ級の向田真優=7日午前、東京都内の選手団会見場(代表撮影)
金メダル獲得から一夜明け、記者会見するレスリング女子53キロ級の向田真優=7日午前、東京都内の選手団会見場(代表撮影)


記者会見で、金メダルを手にして写真撮影に応じるレスリング女子53キロ級の向田真優=7日午前、東京都内の選手団会見場(代表撮影)
記者会見で、金メダルを手にして写真撮影に応じるレスリング女子53キロ級の向田真優=7日午前、東京都内の選手団会見場(代表撮影)